人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


正規軍戦士 ツェーザル

[突如上がった悲鳴>>567に、けれど意識を払う余裕は無かった。
今は目の前の相手を止めることが最優先。

良くも悪くも視野が狭い――…
一点集中、それがツェーザルの性根である。


だから、
戦槌は躊躇を孕むことなく、
敵副将の――割り込んできた右腕へ、

力いっぱい叩きつけられた。

重い鉄の平らな口が、骨と擦れ合い、ごり…といやな音を生む。]

(582) 2016/02/15(Mon) 00:24:02

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