― デ・モール火山方面へ ―(『俺につくって選択肢あっけど…』)[シメオンが口にした言葉>>201が蘇る]…今、気付いたが、君とシメオンは、本当に、良いコンビだな。[王府と、反王府軍、その双方を相手に、本当に立ち回らねばいけなくなるのかもしれない、と。呆れた声音は、それを即座に断ろうとしない自らにこそ向けられていたのかもしれない。すでに、始まりの兆し、最初の矢ともいうべきものは、首都ブラバンドの港から放たれているとは>>560まだ知らぬまま]