…、はッ、 若さが違うんッスよ[軽口を応酬>>564しながらも、内心では相手の力量に舌を巻いていた。最初に受け止められた一撃による腕の痺れは、まだ僅かに尾を引いている。だが巨大な戦斧を軽々と扱う敵副将の様子には、そのような名残は微塵もない。数撃の打ち合いならばいい。けれど戦いが長引けば、不利になるのがどちらかは――明白だった。]