――パーティ会場にて――
え…………ケーキ?
そんなの頼んでいたっけな……。
[カークがケーキを運んでくれば、思わず目を瞬かせる。
よもやサプライズの為にステファンが独断で許可を出したとは、いまだ知らず。]
しかも、なぜカークが……。
[が、彼の誇らしげな声を聞けば、なるほどと納得した。
そうか、調理場が騒がしい気がしたのは、このせいか。]
ふーむ。灯台もと暗しというか。
なるほど、探していた菓子の制作者は、こんなところにいたのだな。
[しみじみ、呟きながらも。
どれどれ、とケーキ>>488に視線を向け。]