[部屋に入れば真理が何やら色んな表情を見せていたが見なかったことにしよう。快く手伝うと受けてくれた彼女に感謝しながら、レポートをかりかりと書く。大体書き終えたところで、口を開こうとすると、ドアのところに同じクラスの園部の姿>>506と、それに顔を紅く染めながら心なしかうきうきして見える真理>>565。]……いいなぁ。[ぽつりと零れたその独り言にはた、と自分で首をかしげる。──真理たちの"何"がよかったのかな?それが"羨ましい"という感情であることを少女はまだ知らない。*]