ベル。……カディーネ中尉は?そうか。では、手間を取らせたと謝っておいてくれ。勿論後で会えたら自分でも言うつもりだが。[そういって立ち上がる。痛みはまだあるが、薬もかなり効いている。そしてやはり歩けないほどではない。これで動けなくなっていたら、戦場で置いてかれても文句は言えないだろうと勝手に思う]大佐の所に行ってくる。すぐそこまでだろう。構わん。お前も少しは休んでおけ。[気にする部下に手を振って、本来の予定であった現在の司令部である教室に向かい歩き始めた]