人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 シェットラント

[腕を振るって、彼が消えたと思しき方へと手を向ける。
五本の指をぴんと張り、手にした魔石を返しとばかりに投げ放つ。

相手の行動を阻害するほど高度な術ではない。
ただ、相手に微かな魔力の印…気配を与えるためのもの。
ごく初級の短い魔法である]


次は、

[ぎり。と、奥歯をかみ締めた。
術は成功したかどうかすらも分からない。
蒼氷色の双眸が、誇りを傷つけられた怒りに燃えた]


  逃げられると思うなよ…。

[もう、何の気配も感じられぬ宙を睨みつけた*]

(576) 2014/03/30(Sun) 23:08:46

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby