そういえば、あのえらく怯えたような乗客…
ベネディクトは
ちゃんと避難できているだろうか…
どことなく危ういというか、心配になる乗客だったが。
[ ふと医務室で言葉を交わした、
もう一人の気がかりな乗客>>0:544を思い出す。
労いの言葉に礼を返した後、すぐ医務室を出て行ったので
その前に見かけた、尋常ではないような怯え方の理由を
尋ねようとして、出来ないままだった。
彼の正義感からの崇高は使命は知らず
あの過度の怯えようは…
何かあろうのだろうか、と訝しみつつ。]