[ 煙の向こうから、少尉の叫び声>>555。はっと我に返ります ]誰か…衛生兵、軍医殿ォ!![ 慌てるばかりで誰もこちらに近寄ろうとはしません。左腕を使って起き上がろうとすれば、右肩に鋭い痛みが襲って呻きました。これは、外れたばかりかヒビも入っている気がします ]…………ッ[ 首のタイを外し、咥えます。舌を噛んで死にたくはありませんからね。そのままゴキュと無理やりにでも肩を嵌めて、立ち上がります。――ああもう、痛いなぁ ]