……と、悪い。こいつをお前さんに、まず伝えたくてな。今回は例の魔法銃は使われなかった。あれがありゃ、不味かったかも知れん。代わりに妙なもん投げてきたけどな……あー…。魔法銃については分かったら、早めに教えてくれ。対策出来んのじゃ、話にもならん。あとは…、[つらつらと語って、ひょいと目の前の青年に顔を戻した。かつて図書館で見かけた生真面目な後輩は、そのまま、生真面目そうな青年へと成長している]