― 塔の裏手 ―呵呵っ、潮時か。嬢ちゃんの逃げ勝ちってやつだな。[こちらが足止めを食らっている間に、距離が離れる敵部隊>>476をみて呵呵呵と笑う。今一度あの距離を縮めるのには少々の労が必要だ。それに指揮官の面は見え、こちらの姿を見せ恐怖をあおった以上は次なる布石は終わったということになる。進軍の速度をしばし緩めながらも、塔を見遣れば、火の手が上がっているのが視認し工作は成功したと見えた。ならば追いかけっこは終わりだ。]