先の補給部隊強襲の折に、敵将と剣を交えた。そのことについて、話をしておきたくてな。……うん。別途報告書を上げるべきじゃあるんだが。[告げて、かつての後輩の顔を見遣った。彼は…そう。ステファンと同級だったはずだ]──ステファン・フォン・トライブクラフト襲撃の、実行犯が分かった。[端的に用件を告げる]