どうぞ、そちらへかけて。楽にしてくれてかまわないよ?[ファミルに来客用のソファを勧めながら、自分はアレクシスを送り出してから用意していた紅茶をポットから注ぐと、ソーサーに乗せて彼の前に置た。 透き通った水色は、赤い。]ここに来て、いくらか生活には慣れたかな。…アハド殿は、少し厳しかったりするのかい?[そしてさり気なく、真祖の君と彼の養子との暮らしぶりを訊ねてみた。正直に言えば、やはり他の教育具合が気になるものである。**]