− 屋上庭園・洞窟 − >>561>>562[白銀の聴衆はロー・シェンより5倍くらい理屈と口数の多そうな相手だった。やっぱり似てない。桃は嫌いじゃないけど、桃とか飴とか喉の乾くことを今、言わんでくれるかな、と思ったけれど、口には出さず。曲を任されたことには、是、と頷いた。ふたたび、リュートを構える。] Dema Devla so me mangav. 《神よ、おこたえください》 Chi mangav me barvalimo.《私は幸運など求めない》 De man Devla zor, sastyipo《ただ、弛まぬ力が欲しい》[彼にルマニの言葉が理解できるのかわからなかったが、先程の続きを歌う。]