―――……ッ、っへ、
なかなかすばしっこいなァ!
[>>546 大斧の強烈な一撃は、戦士の前髪を数本切り落とすだけに留まった。
腕力が敵わないと悟った戦士の、素早い判断に依るものだった。
その咄嗟の判断は、先の戦いでクレステッドが見せたものと似ている。(>>12)
やはり優秀な将のもとには、優秀な部下が集うということだろうか。]
あいつに似て良い判断だ。
[>>182 クレステッドに掛けた称賛の言葉を、同じように目の前の戦士に贈る。
―――楽しい。
血が湧き上がり、目を煌々とさせていた。そのとき、]