………………ん。 あれか……? ヴィスマルクに積んでる短艇と近いものに見えるが……。[アレクシスが指し示す方向に目を凝らし、そちらへと短艇を寄せて行く。電探によって察知されたものの正体を一番よく知るのは、それを流した自分ではある。だが、そんなことはおくびにも出さず、眉を寄せてじっと少しずつ近づく物体を凝視するのだった。]