[鍵の文様を指腹で撫でて、祈る様に強く握れば、ふぁ、ふわぁ…と光の泡が宙に現れ、ソマリアードに扮したソマリアランへと柔らかく降り注いでゆく] っ、ふふ。…魔女の勘はぁ、結構当たるのよぅ。 だから、 今度はぁ君が吟遊される側になって――… …、いってらっしゃい。[これから決戦に発つ“鍵”を護りし男に、魔女はそっと幸運のオマジナイを贈った*]