―夜・レジーナの部屋―
……天使、さま?
[レジーナが言うのならば、うさんくさい等はないが、
いきなりの単語>>547に、ぱちぱちと瞳を瞬くも]
…子どもにあげるつもりだったって、
そんな大切なもの…
[いいの?…とレジーナを見つめるも。
口に出したことはなかったかもしれないけれど、
心の中では、レジーナとオズを二人目の
おかあさん、おとうさんのように想っていたから。
子どもにあげようとしていた大切なものを、
渡してもいいと思って貰えた気持ちに、
瞳が潤むのを感じれば、微かに頬を赤らめ、小さく微笑んだ]