[真っ直ぐ戻って来た大河があちらに同行すると
口にでもするかと冷ややかな視線を投げていれば。>>514
断って来たらしい口振りに安堵の溜め息を噛み殺す。>>515
挑発するような言い方に食い掛かるのは最早本能だった。]
そんなに俺と二人が嫌ならあっちと行けば良かっただろ。
[実際行かれては堪らないのだが、そんな憎まれ口を叩き。
お目付け役と女子との観光の両立は出来ない。
女子の声を聞きながらどこかに回るくらいなら、
いっそゲーセンなりネットカフェに入り浸った方がましだ。
やいのやいのやりあっていればぶつかりそうになり、今に至る。]