― 公国拠点・中級将校執務室 ―
>>185
なるほど……アカデミーを飛び級で卒業されたとお聞きしましたが。そのような事情があったのですね。
あなたの授業を受けられたのは得難い経験でした。一年だけとなった今では幸運だったとも。他にもそう思っていた学友は多いでしょう。
科学者同士にしか通じ合えない悩みや、研究の上での喜びといったものでしょうか。
その当時は情報局とは関わりなかった、と……。
しかし貴官のその能力や研究者ゆえの知識が、ジャン局長に重用されることになったんですね。
ご苦労も多かったと推察しますが、学生時代と同様、我が国にとっては幸運でした。
>>193
鉄板ですか。なまじな厚さでは無為ですかね。
重騎兵の装備よりも……となると格段に機動力が落ちますし。
鉄盾を携行させるか、大型の盾を軽騎兵の数班に支給して、いざという時には周囲の物を背後に隠すようにして対処させるか……この辺りは技術局にも相談したいところです。