神父さん……。[先に談話室から走る様去ろうとした少女に対して。丁度その時、ジムゾンが少女へ問い掛けていた。処刑は。死は恐いかと随分直裁的な問いを] そりゃ。 死ぬのが怖くない人間なんて。 ましてや。殺されるのが怖くない奴なんて…[その質問に、何か感じる物を見いだして。その先の言葉は無音に噤まれた。そういう、事なのだろうか? 感じたからこそ、余計な言葉を収めて]