― 回想:15〜6年前、オルヴァル/後日 ―[余談ではあるが、後日タクマに、ゲオルグはロー・シェン・リーミンとの別れについて語っている。彼がかつての砦の壁に、不羈の文字を書き付けていたことを告げれば彼の反応はどうだったろう。ゲオルグといえば、遠く、心のうちを見るような顔をしていた。かの青年が壁に刻んだ文字は、今はゲオルグ自身の胸のうちにも刻まれてある。] また、会えるさ。[礼を言い損ねた>>351という青年に笑う。それが叶うことは、結局はないままだったの*だけれども*]