―回想―[自分が隊長として、戻りそして一人となったあとも数回ほどの任務をこなしながら…]ディーク、私も別の部隊に編入されることになったよ。特務部隊行きになった人でたぶん初めて…、最初で最後だろうけどね。次会うときはまた、戦場でだね。[前線にいくという彼の手が左耳のピアスに触れる、その手に自分の手を重ねる。ついこの間の逆のように。続けられた忠告の言葉に、何度も見せてきた笑み>>537を返して。]ディークこそ。気をつけて。