人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


丑ケ谷 亜梨沙 アリーセ

―三日目・奈良駅ホーム―

[情報を検索した結果、行き着いたのは平安京に桓武天皇の試みた人工の魔界封じ。

平安京は四神相応の地として、東は青龍、西は白虎、南は朱雀、北には玄武といった具合に、
四方の方角を掌る神が好む地に囲まれる、とても縁起のいい場所として選ばれた。
五行に照らし合わせると、東は木、西は金、南は火、北は水、そして中央が土となる。

桓武天皇は平安京を災いから遠ざける際に、人工の魔界封じを施した。
既に先人が都の土地の周囲に幾つか造っていた磐座の中の東西南北の4箇所に『一切経』を埋めたらしい。
その巨石は磐座といって古代の祭壇に当たる建造物にあたり、今のような社伝の形になる前の神社の前身だ。

けれど殆どがその面影を残していなくて、北の山住神社だけが今も完全な形で巨石が残っているらしい。]

(550) 2014/10/25(Sat) 21:51:23

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