― 自室 ―[あれからどれほど時間が経ったのだろう、もしかしたら少しも時間が経ってないのかもしれないが……太陽が顔を出したままなのか、星が舞う時間なのか、床に身を預け微睡む男からは時計の針を伺うことができず。] ……ね…むぃ…[またそのまま意識を手放しかけながらも、ゆったりとした速度で思考を巡らせる。]