[子供の頃から、聴かせる様に、こうリーザには教えていただろう] 『俺はね、吹雪が踊る、雪の聖霊さんなんだ。 だから、普通の人間とはちょっと違うんだよ』[それを聴かされて、そして10歳、多少は思慮も形成されてきた今の少女は雪の聖霊なんて名乗った自分をどう認識しているかは、さてどうだろうか*]