人狼物語−薔薇の下国

238 奪還試験


光の精霊 イングリッド

[夫に聞かせた話は、彼と生活を共にする前のもの。
彼の横顔に、耳に届いた声に違和を感じ取る。
今は彼と在るのに、気を悪くさせたのかも知れないと口を噤む。

進むほどに露わになる研究施設の様相。
怖いかと問う声に、直ぐに首を振ってみせ>>535]

 いえ。貴方が居れば、…怖くは。

[建物を見遣る視線には僅かの警戒が滲むものの、恐怖自体は否定する。奥へと進めば、薄汚れた硝子を隔て、手術台や計器が姿を現した>>541
想像を巡らす必要さえもなく、過去の用途は知れる]
 
   ………、

[魔族の寵愛と蹂躙は似ていると語る夫。
何とはなしに彼に注いだ視線をつと逸らして、預けた腕に少し力を篭め]

(547) 2014/08/20(Wed) 23:00:13

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