夢の先には何も無いのか。
夢そのものが夢…。
[それには少し意外な風に呟いた。
彼女の個人的な事情は殆ど知らない。
噂程度の事柄なら耳に届く事もあるが、
所詮は噂と伏して記憶には薄かった。
>>332>>333だがダーフィトの表情と言葉にその事を思い出して。]
王は…良き人を手に入れたのだな。
[立場から彼と彼女がどうなるかなど解からないし詮索しようもないが、
彼女は彼の夢の為に尽くし、それはひいてはセルベジアの大きな礎になるだろうと。
その先が見えてきたとの言葉には、そうかと不思議そうに見て。]