[鉄が重く鳴き合う音が、平原を引っ掻くよう響き渡った>>527。相手の戦斧が、堅牢な盾のごとく、ツェーザルの攻撃を受け止める。じ…ん。と柄を握る指先に振動が走った。遠慮なく戦槌を振るったのだが、まるでびくともしない。巨大な建造物を殴ったような心地だ。] … っ、 のぉ!![その受け止めた戦斧の面が、今度は自分の番とばかりに此方を押し返してくる>>531。]