[娘と話しているうち、ホールに現れたのは、雛たちに比して深く涼やかな気配。>>540] エレオノーレ殿。[何用だろうか、と視線を向けるが、フードの揺れるさまにわずかに視線が逸れた。] いや、 問題ない。[いくらか言いよどんだのは、自分でも理解できていなかったから。]