どうやら試験のようだ。君はこれからコンラート殿の元へ、お使いに行くことになる。[あれから使い魔のモリちゃんと共に、散々館内を探索させたため。この城館内の位置はおそらく一番良く把握しているであろう子に、にこりと微笑む。]コンラート殿に、これを届けて来てくれるかい?あかがね色の髪に空色の瞳を持つ、マスターだよ。[そう言って差し出すのは、リボンで丁寧に包まれた小袋が2つ。中身は昨日、アレクシスと共に厨房を借りて作ったクッキーだ。]