[なお進む先に、禍々しい赤に包まれた巨人がいる。炎上げる武器持つ巨体は、恐ろしい相手となろう。どこから攻めるか、と睨み据えたとき、頭上を暗い影が覆う。ふり仰げば、空を駆けあがる優美な翼。>>449その上に、空を行く船と人運ぶ翼の群れが重なる。>>450あんなものもあるのかと、一瞬見惚れた。]