とりあえずグリヴが乗ればいい。あれはいい馬だぞ。[軍馬について>>513は彼女へと薦める。記憶を失っていたころでも確りと乗りこなしていた。というのもあるが、自分が乗れなくなっただけで別れるのが寂しい思いもあった。とはいえ、これであの王の言葉が正しければ帰れるのだ。扉は開き、ある意味で理想的な形で、だからこそ彼女の心にある棘が気になった。だいたいは想像はつくが、彼女の口からそのことを聞こうと、視線を逸らされても>>515黙って聞いていた]