─現在─
[>>526一階の店舗で味見をしつつ、購入するものを考える。
うちは6人家族だ。
大体が5つセットだから複数買った方が良いかな、と考えながら。]
ああ、そうかも。
[玲緒の言葉で、梅・生姜・抹茶・薄荷・ニッキ、と見た目にも華やかだった金平糖を思い出して小さく笑う。
味が想像できる果実系には手が伸びやすいけど、ちょっと躊躇ってしまって。
けれど玲緒が挑むのを見てそろそろと手を伸ばす。]
ん…生地と餡の両方に練り込んであるのかな。
[流石に店頭に並んでいるだけあって、口の中で不協和音を奏でる事はなく。
それにちょっぴりほっとした。]