記>>537その[ペンダント]と[手帳]は、トール殿が記憶を取り戻すためにかならず必要なものだ。必要なものだからこそ、こうしてトール殿の手元に残っているのだ、と私は確信する。不思議の一言で片づけてしまう人もいるだろうが、運命の女神は概してそのような悪戯をするものだ。でないと、駆逐艦だった私がこんなふうに上陸している道理がない。