[放課後。部活を終えてから、一人、誰もいなくてガランとした教室へと戻る。結局、今回もまたあの時>>2:-506のように机の中に忍ばせるだけ。今回はメッセージカードさえ添えられていない。自分の名すら明かせなかった、小さな好意の証《チョコレート》。]