― 宿屋→図書館 ―[外は相変わらず銀嵐が吹き荒れていて視界が悪い。たとえば目の前を雪の聖霊が歌い踊っていても気付かなさそうだ。雪の聖霊といえば……そうだ]なんだったっけ……。最初の方で「怖くないよ」って言ったのは覚えてるのに。[主人公が聖霊さんに、である]