人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

― ブラバンド北 ―

[豪雨のような矢が、訓練を重ねた騎兵に牙を向いて襲い掛かった>>521
足を穿たれて、馬が横倒しになる。その上から、更に止まらぬ矢雨。
馬の腹を影にしても限度があるし、なんとか矢から逃れたと思ったら、討って出た相手の騎兵の槍に、希望を打ち砕かれた。…そんな光景が、あちらこちらで起きる。

けれど多数は難を逃れ、仮の砦に火の手が上がる。
後方に位置する巫女姫にも、その光景は見てとれた]

…まずは上手く行きましたね。


[そうしているうちに、相手の騎兵と此方の騎兵がぶつかった。
刃がぶつかり合い、剣戟が軋んだ音を響かせる。
が、上がる音は兵の数と比べると少ない。
少し交戦して、下がる仕草。
追えば其処を機械弓が穿つ]

(535) 2015/03/16(Mon) 01:35:00

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