― 回想>>427 ―新兵、なあ…。[あれから。実は彼女を異動させられないかと動いたのだ。けれど彼女の優秀さゆえかそれは叶わず、結局、今もこうして彼女は同じ部隊に所属し続けている]馬鹿やろ。危なくなったら、さっさと逃げて来い。ったく……当たり前だ。[ついていくことは叶わない。彼女を守ってやることも叶わない。だから、]……守れよ。[ペリドットに添えられる手に手を重ねて、ピアスへと思いを託した]