─少し前、食事中─[>>523こうして玲緒と他愛のない事で笑い合う事の出来る日が来るなんて。多分、知らないからこそ今まで頑張って来られたんだと思うけど。小鉢を見て驚いたあたしに玲緒が言葉を重ねて]…そう?――ありがと。それじゃあ。[厚意は受け取っておくべきだ。またその分返してあげなさい、というのはおじいさんの言葉。あたしは改めて勧められた小鉢を受け取る事にする。]