うん、聞いている。話通り――本当にかわいい人だなって。[頬を染めるゾフィヤに、親近感を抱きつつ口元を緩める]あ。…ほら、見て。二人が共に戦うようだよ。[細い指先を向けたのは、黄砂の砂塵の先。赤き巨人へ向かう、馬上の人となった白銀と紅の隣り合う姿>>529]