…… う、ぐ…ッ![音が響くとほぼ同時、飛来した光がある>>459鋭い魔法の刃だと、理解は後からやってきた。あともう少し回避が遅れたなら、光は正確に胸を貫いただろう。正確で冷静で狂いのない魔術。それに脇を貫かれて、苦痛に呻く]っ、 …──────…[は。と、大きく息をついた。傷を掌で押さえれば、じわと濡れる感触がある。大きく息をつきながらも宙を睨んだ。術者は来るだろうか?───いや。それを待つ気はない]