[ナネッテと少し立ち話をして別れた後、医務室傍の廊下で、ぼんやりと立ち止まる。壁にもたれ、息を吐いた。] ……っどろいた…… あー、いや、まさかこう、 俺が生きてるうちに会える、とか。 心臓止まるかと思ったのはこっちだって……>>388 [いや本当に、いま止まったり倒れたりしなくてよかったです。驚きの内容をすべて言葉にするのは、どうにも上手くいかなくて。ひとまず目を瞑れば、漣のように打ち寄せる記憶が、思考を再び過去へと誘う。]