「卒業する姿、見れなくなっちゃったね…」彼女の言葉に、笑って答えることしか出来なかった]まったくだよ。フレデリカに見送ってもらうつもりだったのに…。[軽口めいた言葉が震えないように必死で堪えていると、フレデリカが不意に近づく。ふわりと、頬にキスをされた]…………ありがとう。君の明るさに、僕はいつも救われてたよ…。[泣きそうな顔で笑うとフレデリカの髪を撫で、お返しのキスを頬に落とした]