[>>521 年若い戦士は瞳に英気を宿した儘、此方へと突っかかってきた。――――ガァ、…ン!鉄と鉄がぶつかり合う、烈しい音がした。怒号が響き、平原は熱気で噎せ返る。>>514 視界の端、敵陣の騎馬隊が駆けて行くのが見える。その動きは、乱れることなく正確だ。誰か、優秀な将でも居るのだろうか。]