人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


3年C組・図書委員 聖前篤史 ダーフィト

―3日目の朝―


……どうしたものかな、これは。


[苦笑と溜息混じりに零れた言葉は、現状ただこれだけ。
横に居るのは天倉で、この修学旅行では良く見かけられた
組み合わせだろうが、それにしては妙に互いの距離が近い。

足元を見ると、その不自然さの原因が解って頂けるだろうか。
何故か天倉の左足首から下の側面と、篤史の右足首から下の
側面とが瞬間接着剤で貼り合せたかのようにへばりついて
しまっているのだ。]

[しかし、態々どうしてこうなってしまったのかの説明が
必要だろう。少々遡って追うこととする。]

(522) 2014/10/25(Sat) 21:10:01

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