俺……ですか?[自分の質問に対して全て肯定するシロウを、怒りを顕にして睨みつけていたが、ここでされるとは思ってもみなかった問いを突きつけられると、若干の戸惑いを浮かべた]俺は……。シュヴァルベのように、公国も帝国も関係なく交わり合うことが出来ること。そしてシュヴァルベだけじゃなくて、公国の首都でも帝国の首都でも。シュヴァルベと同じように人が行き来して、他愛なくわらっていられること。ずっとそれが望みであり、今もそれは変わっていません。