[それから数日後。そんなに彼と仲良くしていたいのなら、文通でもしたらどうだ。しょげかえる甥っ子を見ていた伯父は、そう言って紙とペンを机の上に置いて部屋を出て行った。その時だった。不思議な不思議な力が芽生えたのは――]