ぶぁぁぁあああああっ[亜神の傷痕から、緑と白の羽根が噴き出した。目から。口から。全てから。神だったものが、その質量を霧散させる。全ては羽根になって、世界に散り消えてゆき無に行き着く。罪とは、其れを罪と見なさなくなれば、簡単に……軽くなってしまうもの。羽根のように、彼方へ飛び去ってしまうもの――]