ー医務室ー[医務室に入って直ぐの事だ。目の前の注射器、即効性のある鎮静剤。持ち出し、缶詰めでもやけ食いしようとしたところである。]おーい[という神の声。]...優しい!あれは侵入者じゃなかったんだ![そんなはずない、と頭の中が叫ぶが、相手はカレーである。勝てない。空腹の状態で頭が、ホカホカカレーに勝てる筈がないのだ。レストランににょきっと顔をだしたのはわずか5分後の事だ]